赤ちゃんとのはじめての外出楽しみですよね。
赤ちゃんといつから一緒にお出かけしていいんだろう?何を着ていけばいいんだろう?など、よくご質問いただくことを記事にまとめました。
赤ちゃんとのお出かけ前にご覧いただき、参考にしてみてください。
目次
- ○ 赤ちゃんとの外出は1ヶ月健診が目安!
- ・新生児期のお出かけは控えよう
- ・お出かけ前にまずは外気浴をしよう
- ○ お出かけの洋服選びのポイント
- ・ポイント① 体温調節がしやすい服を選ぶ
- ・ポイント② 着せすぎない
- ○ 季節別!お出かけの服装
- ・春・秋の服装
- ・夏の服装
- ・冬の服装
- ○ 外出おすすめスポット
- ・生後1ヶ月~
- ・生後2ヶ月~
- ・生後4ヶ月~
- ・生後6ヶ月~
- ○ 持ち物リスト
- ・抱っこ紐、ベビーカー
- ・ミルクや離乳食・おやつ
- ・おむつセット
- ・ガーゼハンカチ
- ・赤ちゃんの着替え
- ・タオル
- ・母子手帳や健康保険証、医療証
- ○ まとめ
赤ちゃんとの外出は1ヶ月健診が目安!
赤ちゃんとの外出をする目安は1ヶ月健診で健康状態や発育に問題が無いことを診てもらってからお出かけをしましょう。
赤ちゃんが生まれてすぐはママの体調が戻っていない事も多いので、始めのうちはお家でゆっくりと過ごすようにしましょう。
もちろん1ヶ月過ぎたからと言って、いきなりどこかに行くのではなく、まずは5分~10分程度の時間でお家の周りをお散歩して外の空気や気温に慣らしていくところから始めます。
新生児期のお出かけは控えよう
生後28日未満の時期を新生児期と呼びます。この時期の赤ちゃんは、体温の調節機能が未熟で外気温の影響を受けやすく、免疫や抵抗力も未熟です。
この時期は、室内外の温度差や細菌、ウイルスなどによって、体調を崩してしまう可能性が高いため、はやく一緒にお外に出たい気持ちは少し我慢してください。
お出かけ前にまずは外気浴をしよう
お出かけする前の準備段階として、お家以外の空気に接する外気浴がおすすめです。
窓を開けて、新鮮な空気に赤ちゃんが接することで呼吸器機能や体温調節機能が刺激されます。
外気浴は生後3週間過ぎたくらいを目安に始めると良いでしょう。
外気浴は換気をする訳ではありませんので、窓を開けすぎて寒いなど急な温度変化がないように、季節やお天気により窓の開け方を調節してください。
外気浴の間は外からの風や日光が赤ちゃんに直接あたらないよう、抱っこをしながら過ごすことがおすすめです。
お出かけの洋服選びのポイント
1ヶ月健診を過ぎ、いよいよお出かけをしようとなった時に、何を着せたらいいのか困りますよね?家から出る時はどれくらい着せればいいのか?季節や気候によっても、赤ちゃんに何を着せればいいのか迷うことも多いと思いますが、お洋服選びのポイントは2つです。
ポイント① 体温調節がしやすい服を選ぶ
赤ちゃんは自分で体温を調節する機能が不十分なため、大人以上に周りの気温に合わせて体温が上下します。
春や秋など、1日での気温差が大きい季節はもちろん、電車やお店など冷房が効いていて寒いなど外と室内で気温差が激しくなる場面も特に注意が必要です。
この時期は気温の変化に合わせて脱ぎ着できるような服装を選びましょう。
小さい子はおくるみ、少し大きくなったらカーディガンなど室内で着せている服装にプラスして調節できるアイテムがあると便利です。
ポイント② 着せすぎない
赤ちゃんは大人より少し体温が高いため、大人より1枚着るものを少なくするコーディネートがおすすめです。
先述の通り、体温調節の機能が不十分なため、着せすぎるとあっという間に体温が上がってしまいます。
また、赤ちゃんは汗を上手にかくことが出来ないため、大人と違いうまく熱を発散させることが出来ません。大人の感覚で着せてしまうと着させすぎてしまいがちなので、赤ちゃんの様子を見て着る枚数を調整してあげましょう。
季節別!お出かけの服装
お洋服選びのポイントをお伝えしましたので、次に季節ごとにどんな格好をすると良いかを具体的にお伝えしていきます。
季節や天気によっても異なりますが、参考にしていただければと思います。
春・秋の服装
春・秋の時期の特徴は、暖かい日と寒い日の差が大きく、1日の間の気温差も大きい季節です。
「短肌着」+「コンビ肌着」や「短肌着」+「ロンパース」など基本は薄着で過ごせるような服装で、脱ぎ着しやすい小物を合わせてあげると、体温調節がしやすくなります。
風が強い季節でもあるので、風よけの準備もしておくと安心です。
夏の服装
夏の時期は、通気性がよく汗を吸いやすい薄手素材の「短肌着」+「コンビ肌着」が基本。暑い日の屋外は肌着だけでもOKですが、屋内はエアコンが効いていることがほとんどです。屋内に入る予定がある場合は、急な温度変化に備え半袖ロンパースや掛け物になるタオルも忘れないようにしましょう。
夏場の気温はもちろん、日差しの強さにも注意が必要です。赤ちゃんの皮ふは、大人以上にデリケートなため、露出した肌の部分には赤ちゃん用の日焼け止めを塗るなどの紫外線対策も行います。熱中症対策のため、つばのついた夏用の帽子もかぶらせるようにしましょう。
冬の服装
冬は「短肌着」+「コンビ肌着」 +「ドレスオール」のように、春秋と同じような服装で厚手のアウターでの調整がおすすめです。先述したように大人より1枚少なく着させることがポイントなので、ついつい着させすぎないように注意してください。
寒さが厳しい場合は、屋外ではスリーパーを着せたり毛布などの掛け物をかけたりするとよいでしょう。
外出おすすめスポット
外出を始めたばかりの赤ちゃんは、まだまだ免疫や抵抗力が未熟で、ウイルスや細菌に感染しやすいため、最初のうちは人込みを避けるなどの注意が必要です。
お出かけ時間も夏場は朝方、冬場なら日中と過ごしやすい時間を選んで外出するようにしましょう。
月齢ごとにおすすめのお出かけスポットもご紹介しますので、ぜひお出かけのご参考にしてみてください。
生後1ヶ月~
生後1ヶ月の外出デビューは、お家の周りを少しお散歩するくらいスタートしましょう。まずは1日数分程度から始めていき、徐々に慣れてきたら少しずつ距離と時間を伸ばして外に出る事に慣れさせていくことがポイントです。
生後2ヶ月~
赤ちゃんが外に出ることに慣れてきたら、近所の公園までお出かけしてみましょう。
ただ、平日の夕方など子供が増える時間は避けた方が安心なので、午前中~お昼頃にお出かけするのがおすすめです。
近所のスーパーへの外出も出来ますが、スーパーは冷房が効いているお店が多いので体温調整は気をつけましょう。
生後4ヶ月~
この時期になると、免疫力もついてくるため、少し遠くのお出かけも出来るようになります。ショッピングセンターなどの人が集まる場所にも出かけてみましょう。
ただ、遠出が出来るようになったからと言って、急に長時間の外出は赤ちゃんにとって負担となってしまいます。
赤ちゃんの機嫌や疲れ具合を見ながら、外出時間を調整しましょう。
生後6ヶ月~
生後6ヶ月になると身体もしっかりとしてくるので、テーマパークなどのレジャー施設から、旅行なども出来るようになってきます。
旅行は、予防接種が一通り終わってから計画することがおすすめです。
持ち物リスト
最後に、赤ちゃんと外出する時の持ち物をみていきましょう。
季節によっては、上着など必要なものはありますがこれだけは外せないというアイテムをご紹介します。
抱っこ紐、ベビーカー
赤ちゃんの時期からある程度大きくなるまで、どちらも長く使うアイテムで種類も豊富にあります。
抱っこ紐は自分の身体にフィットして負担が少なく、赤ちゃんが落下しにくいもの、ベビーカーは押しやすさや畳みやすさ、倒れにくさ、赤ちゃんが転落する可能性がないかなどをチェックするとよいでしょう。
ミルクや離乳食・おやつ
長時間の外出は準備する方が多いですが、短時間のお出かけでも赤ちゃんが急にお腹を空かせることがあるため準備して出かけましょう。
母乳育児の場合は、授乳ケープを持っていれば場所を選ばずに授乳ができるので授乳ケープは常に持ち歩くことがおススメです。
ミルク育児の場合は、(粉ミルクやキューブタイプ、液体ミルク)、哺乳瓶やマグ、お湯など荷物が多くなってしまう可能性があります。
お出かけ用に液体ミルクをご用意しておくと荷物が減らせて便利です。
離乳食を始めている場合は、パウチや瓶に入った離乳食と一緒に、ビスケットやおせんべいなど食べやすいおやつタイプのベビーフードを持っていくとよいでしょう。
おむつセット
おむつは多めに持っていくようにしましょう。もちろん、おしりふきと使用済みおむつを入れるビニール袋も忘れずに。おむつのサイズが変わったばかりは、お出かけ用のバッグに入ったおむつが小さいままだったという事もよくあります。忘れずにチェックしておきましょう。
また、お出かけする場所によってはおむつ交換台を使うこともあるので、サッとまわりをふけるウェットシートなども用意しておくと便利です。
ガーゼハンカチ
赤ちゃんはいっぱい汗をかき、ミルクや離乳食で口まわりなどを汚します。スタイとは別にガーゼを持っていくと、拭くのに便利です。おしりふきでは汗を拭きとれないため、乾いた拭き物が必要になります。赤ちゃんの肌は未熟でデリケートなため、刺激の少ないガーゼハンカチがよいでしょう。
赤ちゃんの着替え
汗をかいた後のお着換えはもちろん、ミルクの吐き戻しや食べこぼし、よだれ、おしっこやうんちのおむつもれなど、予期せぬタイミングでも着替えが必要になるケースが多いです。外出時間に合わせて着替えを多めに持っていきましょう。
タオル
タオルは1~2枚あると、汗を拭いたり、こぼしたミルクを拭いたりと何かと便利です。大きめのタオルであれば、寒くなったときのブランケット代わりにもなるので、大小のタオルを持っていくことがおススメです。
母子手帳や健康保険証、医療証
外出中にケガをしたり、急に具合が悪くなり病院に行かなければならない事態が発生するかもしれません。健康保険証や母子手帳、乳幼児医療証(マル乳)は常に携行しておきましょう。
まとめ
ママ・パパにとって赤ちゃんとのお出かけは楽しみの1つです。どこに行こうかなと考えるだけで楽しくなりますよね。
でも、主役は赤ちゃんです。その日の気候や気温、赤ちゃんの体調や機嫌など赤ちゃんが無理なく外出できることがベストです。
安心で安全に外出できるよう、事前にできる準備を忘れずに楽しいお出かけにしましょう。