産後ケアを扱ってくれた、
精神科医のヨワイ先生の漫画
shrink〜精神科医ヨワイ〜
が賞を取ったそうです💕
おめでとうございます🎊🎉㊗️🍾
とっても興味深くて、わかりにくい精神科領域を漫画にすることで、すごく分かりやすくしてくれています。
しらさぎふれあい助産院のケアや、大好きな母乳ケアの、BSケアのこと、産後ケアに来るママ達に好評のしらさぎごはんも紹介してくれました😊💕
産後ケアや産後うつも精神科領域と同じで、
なかなか、理解してもらいにくいようです。
上の世代からは、
「今の人達は贅沢ね、甘えてるわね、私達の頃にはそんなのなかったわよね。」
と言う声が、聞こえてくることがあります。
その時代とは、世の中が変わってきています。
昔は、実母が実家で娘と孫の世話をするのが当たり前でした。核家族化が進み、高齢初産となり、親も高齢で娘の面倒が見れなくなったり、または親がさらに上の親の介護をしていたり、逆に元気な場合は、フルに働いているために娘の世話をするために仕事が休めなかったりして、いろいろな理由で産後のママの面倒を見る人がいなくなっています。
また、お産が変わってきているので、計画無痛分娩や計画帝王切開で、お産の時に最大に分泌するオキシトシンを含むさまざまなホルモンが溢れ出るオキシトシンカクテルという状態を体験をしないままお産が終了している人が増えています。
この状態では、ママ達の心や体が、満たされていないので、この状態で赤ちゃんに愛情を注ぐことや、母乳育児がとても難しくなります。
それでも無理して、ママが育児をすることで、心が折れた状態が産後うつであったり、そこから乳幼児虐待だったりに繋がる可能性が高くなります。
さらに、昨年からのコロナの自粛で、家にこもり、人と話すことをしない生活を強いられていたので、ますますその状況は悪化します。
しらさぎふれあい助産院では、そんなママ達が、駆け込み寺のように緊急事態宣言下でも、ぐったりしながら来ていました。
コロナ前の利用状況とは、様子が違います。
お疲れの様子なので、お子さんを預かると、こちらが起こすまで、爆睡されて、本当に頑張って来たのだろうな、とこちらが泣けそうになるくらいママ達は孤独に頑張っています。
予約をしても、夫や実母に反対されたからとキャンセルする人もとても多かったです。
コロナ前には、口コミでみんなが、しらさぎを勧めてくれていたのに、口コミの場がないから、なかなか元のように予約入るのは、しばらく厳しいなと思っていたら、緊急事態宣言解除後は、
あっと言う間に、1日に5人の枠に30人がキャンセル待ちの状態になり、11月は一ヶ月でのべ500人の方がキャンセル待ちしている状況に陥りました。
その頃には、すでに近隣からの苦情もあり、しらさぎは移転場所、移転することもほぼ決まっていましたが、工事の見積もりが出て、とても払える金額ではないと移転を躊躇している時期だったので、これはなんとしても移転して、もっと予約を取れるようにしなくては!と思ったものです。
毎日のようにかかってくる、新規の予約の方に、「ごめんなさい」「申し訳ありません。予約は3ヶ月先までいっぱいです。」と言い続けないといけなかったのも、辛かったです。
移転後は、現在の定員5→8人に拡大します。
そして、できたら、一戸建てには絶対できない魅力で、部屋と部屋をつなぐと大きな空間ができるので、そこで、2年間お休みしている
地元の赤ちゃんとママが集まる
「ふれあいママ・サロン」も復活したいと考えています。
それから、町会の施設で行った
「うまれる」や「玄牝」というお産を扱った映画のミニ映画会をしたり、助産師や、お産の未来を語る助産師の語り場をしたり、お産した人がお産を語る会をしたり、にんぷの学校をしたり、あと勉強熱心な助産師さんの東京の宿としても使えたらなと思ったりしています。
以前作った未来の助産院でやりたいこと200リストがあって、それを新しい助産院では実行していきたいと思っています。
そんな助産院をずっと夢見てきました✨やっとそれに近いことができそうなところまできました。
でも!今のままだと資金が不足していて、資金集めの状態です。
銀行や保証協会は厳しくて2,000万円の融資が限度でそれ以上は出せないと言われました。
全額借りられても、借金の返済に追われて、多分利益追求のために、イベントなどは開催は難しくなります。
また、しらさぎのケアは、スタッフが命なので、スタッフの人件費は絶対削りたくないのですが、そうも言っていられなくなります。
それでは、しらさぎが大事にしている、優しい、愛のある、丁寧なケアはできなくなります。
丁寧に伴走するお産も厳しくなりそう。。。
産後ケアは、はっきり言います。
儲からないです。どこの施設も利益が出ないと言っています。
うちみたいに月に100件、年間1200件対応してるところは全国でも、まずなかなかないと思いますが、儲かりはしないです。
人件費と経費でやっとです。
亡くなった夫が、遺してくれたお金でコロナ化は赤字を補填していました。
社会的に、ママ達のために、必要だと思うので、なんとかお産とバランスをとりながら経営していかないといけないと思っています。
ママ達の駆け込み寺、町の保健室みたいなほっこりできる場でいたいと思います。
そのために、皆さんのご支援が必要です‼️
1/6-2/28クラウドファンディングをします。
目標は1,000万円です。
本当は、3,000万円ですから、本来公共施設がやるべきことでは?と思うと、3,000万円公費で負担して欲しいくらいです。
でも、今の制度にそういったものはありません。
なので、融資を受けて頑張って返していくつもりですが、それでも1/3でも、皆さんのカンパ、寄付でお願いできないでしょうか?
是非協力していただけたらと思います。
「幸せな産前、お産、産後は地球を救う。」
少子化ストップの鍵は町で働く助産師と助産院が、握っています。
是非、皆さんのお力を貸してください。